2021-03-22 第204回国会 参議院 外交防衛委員会 第3号
○国務大臣(茂木敏充君) 山県有朋首相当時の主権線、そして利益線という考え方、恐らくかなり、当時はそうでありますけど、地理的概念、これが中心のものだったと思っております。
○国務大臣(茂木敏充君) 山県有朋首相当時の主権線、そして利益線という考え方、恐らくかなり、当時はそうでありますけど、地理的概念、これが中心のものだったと思っております。
一八九〇年十二月六日、第一回帝国議会で、山県有朋首相は、括弧ですね、国家独立自衛の道に二途あり、第一に主権線を守護すること、第二は利益線を保護することである、その主権線とは国の境域、境界内の土地という意味です、をいい、利益線とはその主権線の安危に、密着の関係ある区域を申したのである、およそ国として主権線及び利益線を保たぬ国はござりませぬ、方今列国の間に介立して一国の独立を維持するには、ただ主権線を守御
難しい言葉なので今の言葉にして申し上げますと、国家独立自衛の道は第一に主権線を守ることであり、第二に利益線を防護することであると。主権線とは何かというと、自分の国の領土だと。
政府は、関係水域で安全操業ができればいいので、向こうが李承晩宣言のことばを、いつどこで使おうと、わが国は無関係だと言いまするが、このラインは、はなはだかってきわまる話でありますが、韓国の主権線と言っておりまするから、向こうの都合で、いつでも動き出すものであります。なるほど、漁業協定があっても、国防というような、国家非常の場合には、また別な観点から、どんな措置をとってくるかもわかりません。
それを一々いま、どういう点どういう点ということを申し上げるのには、だいぶ日もたっておりますし、いまここでは詳細にわたって申し上げることはできないのでありますが、とにかくだんだん詰まってきて、そして元——ウォンというのですか、前農林部長、いま無任所大臣でありますが、その人と、それから李外務部長官の最近の国会におけるたしか答えだと思いますが、そういうものによりますと、これは日本に対して主権線ではない、こういうことを
李ラインを法規化しなければならない、これは野党が全部結束してこれを朴政府に要求する、韓国の主権線であることを明らかにする、同時に、李ラインの法的な裏づけでございます魚族資源保護法、——この魚族資源保護法というのによって日本の漁船は拿捕され、漁船員は抑留されておる。
そしてそのときに、お前たちはごの平和ラインヘ、向うでは平和ライン及び韓国海洋主権線と言つておりました。これへどうして入つたのか。初めから貴様たちは入るつもりで入つたのだろうと、こういうような、いわゆる警察の訊問は相当強制訊問でありました。ですけど、これは全部一人一人が約二時間、あれを書き終るまでには……。警察訊問で書類の書き終るまでには時間にしまして二時間くらい一八にかかりました。
今度又も日本国は漁船を利用し被告はその出先機関となり、吉田首相の内命を受け韓国撹乱の意図を以て韓国の主権線内に突入す。よつて法律六十五条及び漁業会違反で、船長懲役三カ月罰金五千園、機関長、甲板長は懲役三カ月罰金三千園、以下乗組員は懲役ニカ月罰金二千園並びに漁獲物、漁具、船一切没収を言渡されました。そのときは獄中で各船共余りに不法なことに泣きました。このことを申述べてくれということでありました。